自律神経を乱さない為に
自分で出来る事


紅葉

朝夕急に涼しくなってきましたね。
一日の温度差5℃以上になると自律神経が乱れ
ます。

自律神経は、自分ではどうする事も出来ない神経
ですが、生きていく上でとても大切な神経です。

自律神経は、作用が全く反対のやる気ムードの
交感神経とリラックスムードの副交感神経から
出来ていることはご存知でしたでしょうか?

自律神経が乱れて起きる症状を少し上げてみます。
心当たりは無いですか?

立ちくらみ、めまい、吐き気、不眠、疲れやすい、
息切れ、耳鳴り、味もう、冷や汗、熱感、不安感、
食欲不振、血圧、心拍数、消化吸収・・・等です。

まだまだ自律神経の乱れによって起きる厄介な
症状は沢山あります。

健康に過ごす為には自律神経が乱れにくい身体
作りをする事が大切です。
自分で出来る方法をいくつかお知らせいたします。
是非試して頂き健康づくりに役立てて下さい。

自立神経失調症にならない為に

自律神経失調症イラスト
  • 1)身体を冷やさない
  • 2)ミネラル不足にならない
  • 3)糖質や脂質を摂り過ぎない
  • 4)質の良い睡眠をとる
  • 5)ストレス解消の為に笑う
  • 6)適度な運動をする

1)身体を冷やさない

自律神経を乱れない様にする為に重要な事です。
その中でも一番大切なのが食事です。

以前投稿した
【冷え性でほとほとお困りのあなたへ】
でお伝えしております様に、毎日の食事は、
身体を温める食品を多く摂るようにして下さい。

温める食品

人参、大根、蓮根、ごぼう、にんにく、ねぎ、
しょうが、ニラ、黒砂糖、黒豆、小豆、昆布、
梅干し、たくあん、玉葱、さつま芋、里芋、
山芋、肉類、魚介類、塩辛、明太子、卵、味噌、
自然塩、日本酒、お湯割り焼酎、赤ワイン

冷やす食品

生野菜のサラダ、果物の摂りすぎ、バナナ、
柿、メロン、スイカ、トウモロコシ、レモン、
きゅうり、なす、トマト、もやし、じゃがいも、
白砂糖、ケーキ、菓子、冷菓、ビール、紅茶、
ウィスキー、珈琲、豆乳、豆腐、白パン、白米、
化学調味料、酢、冷たい飲みもの、マヨネーズ

どんな食べ物がお好きですか?
あなたが毎日食べてきた物によって体調が決
まります。

もし、あなたが食事に気をつけても、中々冷えが
取れない時は漢方薬や漢方食品の併用がお奨
めです。

2)ミネラル不足にならない

ミネラルの多い食材

ミネラルはヒトのカラダに微量に存在する栄養素です。
身体の調整や身体の材料として、
又身体の代謝
などに関わる酵素の成分として
重要な役割が有ります。

●ミネラルの中でも特に重要なミネラルは、
銅、亜鉛、鉄、セレン、マンガンです。

大きくストレスを受けた時などに発生する
活性酸素を消去する為に無くてはならない
ミネラルです。

活性酸素を消去する時には活性酸素に合った
酵素が働きます。その酵素を活性化させるのに、
5個のミネラルが必要になってきます。

ミネラルが1個でも不足すると活性酸素を消去
する酵素が正しく働いてくれません。
その結果
活性酸素は細胞を痛めつけ臓器に損傷を与え、
その上精神にも大きく影響してきます。

3)糖質や脂質を摂り過ぎない

高カロリー

糖質や脂質の摂り過ぎが問題なのはみなさんよくご存の事ですよね。
摂り過ぎによってミネラルの消費を増やし生活習慣
病の原因を作ります。

4)質の良い睡眠をとる

睡眠

朝一番に体内時計を整えましょう。
朝6時(遅くても7時前)に起きて、窓を開けて
朝日を目の中に入れましょう。

リラックスムードの副交感神経優位から
やる気ムードの交感神経優位に切り替わります。
自律神経がリセットできます。

●夕食が終わってから寝るまで3時間は開けま
しょう。

22時~2時の間に遺伝子の修復、造骨、ホルモン調整
など命を守る大切な営みが行われます。
忙しくてもこの時間はしっかり眠って下さいね。

夕食は出来るだけ温かい食事をお勧めします。
毎日は出来なくても、夕食全部が冷たい料理
はやめましょう。温かい料理を入れましょう。

●お風呂の入り方も安眠にとっても大切な事です。

全身浴・・40℃のお湯に15~20分位
つかると身体の芯まで温まります。

半身浴・・41~42℃で20~30分を目安
どっと汗が出ます。

冬は浴室を温めてから肩に厚手のバスタオル
をかけて、ヘソから下を湯船につかる

どちらをされても良いですが室温との兼ね合いで
してみて下さい。
混合なら全身浴5分半身浴10~15分です。

お風呂上りにお水をコップ一杯忘れずにお飲み下さい。
体温が下がってから眠ることがたいせつです。

●スマホ、パソコン、テレビは眠る1時間前までに
しましょう。

どんなに遅くても30分をきらないようにしましょう。
寝つきと眠りの質が良くなります。

5)ストレス解消の為に笑う方法

大笑い

大声で腹から笑う事です。
始めは作り笑いでも大声を出す事が重要です。

一人より二人以上で顔を見合って笑いましょう。

はっ、はっ、はっ、はっ、
はっ、はっ、はっ、はっ、
はっ、はっ、はっ、はっ、

笑ってるうちにお互いの顔をみて本物の笑い
になります。

何度かやっている内に一人でも笑える様に
なってきます。ストレスはこまめに解消する事
が大切です。

簡単に出来て効果的な笑いはあなたに是非試して頂きたいです。

リラックスできる音楽や波の音、鳥のさえずり、
鈴の音、せせらぎの音なども心が和みます。

時々聴いてみて下さい。

6)適度な運動をする

椅子の上で体操

毎食後30分して腿を少し上げて足踏みを
5分~30分して下さい。

始めは無理をしないで出来る範囲でして下さい。
(数分から始めて下さい。)

かかとからドスンドスンと足を下ろさないで、
出来る方はスクワット運動も併用して下さい。

ウオーキングも良いです。無理なく出来る範囲
でして下さい。

自分ではどうすることも出来ない自律神経ですが、
アドバイスを参考にして日常の生活を楽しく送って
下さい。

自律神経をあなた自身で安定させ、自信をもって
健康で生き生きとした日々をお過ごし下さい。

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TEL 0465 (74) 3393
FAX 0465 (74) 3804

FAXにてお電話番号お知らせ頂きましたら
こちらからおかけ致します。
先にFAXにて内容をお知らせ頂きますと助かります。

薬剤師   渡辺 美恵子
子宝カウンセラー指導士
生活習慣病アドバイザー

薬剤師   渡辺 美恵子
子宝カウンセラー指導士
生活習慣病アドバイザー

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