腎臓が気になる方、透析が気になる方へ


最近、透析される方が急増して透析病院も増えております。
透析は始め1週間で3回行い1日4時間位かかります。透析治療を受ける様になると仕事
も日常生活も制限を受けるようになります。

透析患者さんが多いのは腎臓が弱っている方が多いと言うことですね。現代の食事を始
め生活様式も腎臓に負担をかけています。

食事では、油脂や蛋白質や糖質の多い食材が多量摂取されているのに、ミネラルやビタ
ミン不足の食事をしてる方が多く見られます。
生活様式では、11時前に眠れてない方、夜間働いて昼間に眠る昼夜逆転の生活の方、
大きなストレスでいつも悩んでいる方
など、腎臓が大きく影響を受ける生活を続けてい
る方が現代には多く見受けられます。
腎臓に負担があることが分かっていても、生活様式を変える事は中々簡単ではありませ
んが、漢方薬で腎臓を守り、保健食品や良質のサプリメントで食事の補いをすることは
出来ます。しかし、サプリメントは玉石混交です。製品化された物を選ぶ場合は品質管
理基準であるGMP認定工場やACCP認定工場や品質マネジメントシステムの国際基準
であるISO9001を受けた工場で製造されている製品を選んで下さい。共同研究機関がど
んな施設であるか、学会発表がどの位あるか等参考にするとよいでしょう。
 
★自分でできる腎機能の守り方
 
1)血行を良くする

腎機能を上げるためには血行を良くして、尿が作れるようになることが重要です。
血行改善には歩くことが非常に役立ちます。長時間座る生活は血行を悪くしますの
で止めましょう。

椅子やテーブルにつかまって爪先立ちでのスクワットも血行改善に役立ちます。
又、体調にあった漢方薬も血行改善に役立ちます。

 
2)毛細血管をゴースト血管にしない

毛細血管の血流を良くしておくことと、毛細血管を作っている栄養をとることはと
ても重要です。毛細血管は外皮と内皮の2層で出来ています。内皮の成分は20歳を
ピークに40~50歳ではほぼ無くなります。身体の中で作られませんので内皮の成
分を摂ることが重要になってきます。
摂ることが出来ないと毛細血管が少しずつ消
えていきゴースト血管になります。
腎臓でゴースト血管が増えると腎臓の血流が悪くなり、尿の濾過量が減りクレア
チニン値も高くなりeGFR値は低くなっていきます。

 
3)塩分を減らす

腎臓を守るためには塩分10%以下にしたいです。
腎臓の検査値が少しでも異常がある方は8%以下にしてください。
塩を選ぶ場合ミネラルを含んだ塩を選びましょう。

 
4)カリウムを減らす

野菜は水に30分以上浸けておく事や、茹でこぼしてから使う様にしましょう。

 
5)タンパク質を摂りすぎない

タンパク質は身体を作るうえで重要な栄養素です。年を取ってくると食事の量が減
って低栄養になる方が多くいらっしゃいます。反面、摂りすぎて身体に負担をかけ
ている方も多くいらっしゃいます。特に腎臓機能が落ちている方はタンパク質の摂
りすぎないように気をつけましょう。

 
腎臓が影響を受ける病気は糖尿病、高血圧、通風、メニエル病などがあります。
 
★次の症状が頻繁に起きる方は腎臓に負担がかかっています

*髪の毛が抜ける
*耳が聞こえにくい
*白髪になる
*歯が悪くなる
*ゴムの痕が5分以上消えない人
*夏は汗をかくため尿量が極端に減る人
*妊婦の2割は高血圧です。

 
汗から毒が体外に出せるのは2%しかありませんので、ほとんど解毒は出来ません。
身体の毒を汗だけで出すには2Lの汗が必要になります。解毒は尿をきちんと出す事で行いましょう。
透析になるのを出来るだけ遅らせたい方、透析後の身体のだるさを少なくして、出来るだけ自分で尿を出したい方ご相談下さい。

まました薬局 TEL 0465-74-3393 FAX 0465 -74- 3804
FAXにてご用件を承りましたらこちらからご連絡させて頂きます。
薬剤師・子宝カウンセラー指導士 渡辺 美恵子

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